低炭素社会の実現に向けて

「低炭素社会」とは、二酸化炭素の排出が少ない社会です。 二酸化炭素は地球温暖化に及ぼす影響がもっとも大きな温室ガスです。
地球温暖化は世界的な問題であり、多くの国が共同で取り組みを行っています。 日本でも低炭素社会の実現に向けて具体的な目標が定められています。

当面の目標とされているのが、2030年までに2013年比で26.0%まで温室効果ガス削減です。

当社では、「脱化石燃料」「限られた資源を有効に」「省エネ・エコ」をテーマとして、水の熱エネルギー*を利用することで、化石燃料使用による二酸化炭素の排出を抑え温室効果ガスの削減に取り組んでおります。
*水の熱エネルギー:地下水(地中熱)を熱源として有効利用

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都市部の暮らしを豊かに(ヒートアイランド現象)

ヒートアイランド現象とは、都市部の気温が周辺の郊外に比べて高くなる現象です。地表面の人工化や人工排熱の増加などが原因となり引き起こされる熱環境問題です。
ヒートアイランド現象は熱中症などの健康影響だけではなく、冷房使用の増加による二酸化炭素の排出量増加や、集中豪雨の増加、在来の動植物への悪影響、外来種の定着など生態系への影響も懸念されています。これらの影響は地球温暖化への原因にもつながります。今後の都市集中が進む人口増加の面からも、ヒートアイランド現象のない都市実現は重要といわれております。

当社の空調設備は室外機を必要としないため、ヒートアイランド現象の原因の1つである冷暖房使用時の人工排熱がありません。さらに、対比する空冷に比べ40%程度の消費電力が削減されるため、電力使用による二酸化炭素の排出量を抑えることで環境にも配慮した設備となります。

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