地下水熱利用 調湿空調・冷暖房・給湯・ロードヒーティング融雪

融雪状況
2016年1月20日9時頃 積雪80cm 気温‐0.3℃

調湿空調機

調湿空気吹き出し口

冷暖房室内機

冷暖房室内機

浴室

施工状況

施工状況

施工状況

施工状況

導入設備

調湿空調設備

調湿空調機は除湿・加湿・除菌・除塵を行います。
適正な湿度は40~60%であり、その中ではウイルスをはじめ、細菌類・カビ・ダニ等が大幅に減少するとデータがあります。
病院は不特定多数の人間が出入りするので、調湿空調設備を使用することで院内感染の予防(病室や待合室)になります。
また、適切な湿度であれば、必要以上に冷暖房をしなくても快適な空間を保てます。

冷暖房設備

地下水熱利用の水冷式冷暖房設備は、絶えず変化する外気を利用した空冷式エアコンに比べて、温度変化の少ない地下水の温度を利用しているため、COP が高く、電気の使用量を抑えることができます。

※ COP(成績係数):消費電力1kWあたりの冷却・加熱能力を表した値。例えばCOPが3の時は1kWで3倍の冷却・加熱能力があること

給湯設備

地下水熱を利用した水冷ヒートポンプによる給湯を行い、浴室・洗面等に利用しています。
貯湯槽にお湯を貯めているので、給湯量のピークになる時間帯にも対応できます。
従来の化石燃料に頼らないクリーンな給湯設備です。

融雪設備
(融雪面積658m²)

地下水熱だけを利用した低温融雪設備です。(658m²)
灯油ボイラーを利用した従来型の融雪設備に比べて70%以上のエネルギー(電力換算)を削減できます。
正面の駐車スペース等や歩道、裏の駐車スペースに融雪設備を施工しました。
歩道にも融雪を行っているため、駐車スペースへの乗り入れがスムーズです。

※上記設備のうち、冷暖房・給湯・融雪設備の導入に「再生可能エネルギー熱利用加速化支援対策事業」補助金を利用しました。

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